ノートルダムの鐘 ウィーンミュージカル

チケットを購入する
JUN 2023

人気ディズニー作品をウィーンのローナッハ劇場にてお楽しみください!

 

作曲はアラン・メンケン、作詞はスティーヴン・シュワルツで、ディズニー・シアトリカル・プロダクションズが製作。

先ず、1999年から2002年までジェームス・ラピーヌの脚本でベルリンで上演。ドイツ語に翻訳したのはミヒャエル・クンツェ。ベルリンで上演されたミュージカルとして最長の記録を打ち立てた。

その後、脚本をピーター・パーネルに変更し、ナンバーも入れ替え、スコット・シュワルツ演出により、試験的に、2014年にサン・ディエゴで、2015年にニュージャージーで上演した。しかし、最終的に、ディズニー・シアトリカル・プロダクションズがブロードウェーで上演するという判断には至らなかった。

日本では、2016年12月にピーター・パーネル脚本版の劇団四季公演[7]としての上演が初演となる。初演キャストは公開オーディションで決定。

映画を舞台にしているが結末が原作同様ハッピーエンドでは無い。

 

 

ミュージカル版のあらすじ

 

1482年1月6日の朝。パリ・ノートルダム大聖堂の鐘が鳴り響く中、人々が大聖堂に集まり、厳かにラテン語の聖歌を歌い始めるところから舞台が始まる。やがてノートルダムの大助祭であるクロード・フロローが会衆に説教を始まる。今では権力を持ち、人々に恐れられるクロードだが、子供の頃に孤児として弟のジェアンと共にノートルダム大聖堂に引き取られた。クロードは真面目に教えに従い精進したが、ジェアンは遊びが大好きで勉強嫌いで、ある日、兄の誕生日祝いとしてジプシーの女性であるフロリカを連れてきてしまったことをきっかけに破門になってしまう。数年後フロローのもとに突然届いた手紙を読んで駆けつけたフロローは天然痘で死にそうになっているジェアンと会う。そしてジェアンとフロリカの間に生まれた赤ん坊を託された。フロローは赤ん坊の顔に息をのむ。怪物のような顔をしていたのだ。フロローは葛藤の末人目につかないノートルダム大聖堂の鐘楼で赤ん坊を育てることにし、赤ん坊に出来損ないという意味のカジモドという名前をつけた。

プログラムとキャスト

演奏:ウィーン舞台協会管弦楽団

指揮:ミヒャエル・ルーマー

 

上演:ドイツ語

字幕:英語

フォトギャラリー
Johan Persson
© Johan Persson

ローナッハー劇場

ローナッハー劇場は1872年に「ウィーン市立劇場」として設立されました。当時は宮廷劇場の代わりに一般市民の為の劇場となるはずでしたが、設立から数年後火災に遭ってしまいます。1886年にアントン・ローナッハーは火災による廃墟を建て直し、1930年代まではレビューやキャバレー、バラエティショーなどを上演してきました。

芸術家たちは手品やアクロバットなど様々な芸で舞台を華やかにしましたが、中でもジョセフィン・ベーカーは1932年ローナッハー劇場に名誉を与えました。

戦後、劇場は本来の雰囲気を取り戻し、爆撃を受けたブルク劇場の代わりとなりました。1960年にはORFがスタジオ兼舞台として引き受けましたが不安定な状況が何年も続きました。

1987年にVBW(ウィーン劇場協会)は当時大成功を納めいていたミュージカル「キャット」の上演をローナッハーに移し、劇場を再び甦らせました。

その後幾度かの改装を経て、今日ローナッハーはミュージカルの魅力的な大舞台及び最新の技術を誇る劇場です。

CC BY-SA 4.0
© Johan Persson
類似したイベント