夏の夜の夢 ウィーンオペラ

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夏の夜の夢

 

作曲:ベンジャミン・ブリテン

台本:作曲者本人&ピーター・ピアーズ

原作:ウィリアム・シェイクスピア作の同名の戯曲

 

あらすじ

 

第1幕:夕暮の森の中

オベロンとその妃タイタニアは、インドから来た小姓をどちらのものにするかで夫婦喧嘩をしている。一計を案じたオペロンは妖精パックに「浮気草」(睡眠中の者のまぶたに汁を塗ると目を覚めたときに見たものを恋する薬草)を持って帰るように命令する。

舞台が一度空に転換すると、ライサンダーとハーミアが登場する。ハーミアの父親はデメトリウスと結婚をするよう命じたが、ハーミアはこれを拒んでライサンダーと駆け落ちをしていた。彼は「まことの愛が穏やかに実を結んだためしはない」と歌って、互いに愛を誓う。彼らが去るとデメトリウスと彼に片思いするヘレナが登場しはかない愛の懇願をする。

再びオベロンが登場する。パックが薬草を持って帰ると、早速オベロンは麝香草の咲く堤で眠っているタイタニアのまぶたに汁を塗る。また先の二人の話を聞いていたオベロンはパックにつれないアテネ人デメトリウスのまぶたに汁を塗るように命ずる。その最中に、村人たちは近々行われる大公シーシアスの結婚に際し、「ヒラマスとシスピー」の劇を上演するための稽古の打ち合わせが行われ、職人を含む村人たちは今夜練習すると決めて帰って行く。

再びハーミアとライサンダーが現れ、彼らは道に迷い、森の中で床を共にしようと言うライサンダーにハーミアはまだ早いと言うが疲れて眠ってしまう。妖精パックが登場し、寝ているハーミアとライサンダーを、デメトリアスとヘレナの恋仲だと勘違いしてライサンダーのまぶたに薬を塗る。そこへデメトリアスを追ってヘレナが現れるが、目覚めたライサンダーは、惚れ薬の効果によって彼女に夢中になり、愛の告白をして後を追う。その後に目覚めたハーミアはライサンダーがいないことに驚く。タイタニアが妖精の子守歌によって眠るとオベロンが現れ、眠っているタイタニアのまぶたに薬を塗って姿を消す。

 

第2幕:闇夜の森の中

職人たちの劇の練習中、ピラマスを演じるボトムが繁みの中で出番を待っているとき、妖精パックがボトムの頭をロバの頭に変えてしてしまう。突然の怪物の出現に驚いた仲間は一目散に逃げる。眠っていたタイタニアが目覚めると、彼女はロバ頭になったボトムに夢中になる。

様子を見たオベロンは満足するが、そこデメトリアスを追うハーミアが現れる。パックは勘違いを悟り、オベロンが彼のへまを知ると、すぐにヘレナとライサンダーを連れて来させるよう命令し、パックが探しに行ったあとにデメトリアスのまぶたに薬を塗る。

パックがヘレナとライサンダーをおびき寄せているが、ライサンダーはヘレナを口説いていた。そこに目覚めたデメトリアスはヘレナに夢中になり愛の告白をするが、邪険だった男の変わりようにからかわれていると思ったヘレナは、(ハーミアが登場してからは)3人と共謀した悪戯だと思い込み怒りを露わにする。今までハーミアを争っていたライサンダーとデメトリアスは、今度はヘレナを巡って決闘する事態になる。そしてどこかで決着をつけようとそれぞれ退場する。オベロンはパックを叱り、事態の収集を命じられたパックは夜霧と声色を巧みに使って4人を森の中で眠らせる。そしてライサンダーのまぶたに薬を塗る。

 

第3幕:早朝の森

第1場

ロバ頭のボトムと一緒に眠るタイタニアを見たオベロンは、インドの小姓を自分のものにして満足したうえ、もうよいだろうと決意して妻の魔法を解かせ、目覚めたタイタニアと仲直りをする。パックが朝を知らせる角笛を吹き、4人の恋人もそれぞれ目を覚ます。そしてロバの頭にされたボトムが元の頭に戻る。一方村の職人たちはボトムを心配し、芝居ができないと不安を募らせるがボトムが戻ってくると皆は喜ぶ。

第2場

場面が宮殿に転換。シーシアス大公の許に、掟を破って駆落ちしようとした2組の恋人たちが現れて大公に許しを請う。大公はこれを許し、今日の自分の結婚と共に2人の結婚式も挙げることを決める。儀式に職人たちの劇が上演され、劇が終わると村人たちがベルガマスク舞曲を踊る。人々が去るとオベロン夫妻やパックら妖精たちも登場して3組の男女を祝福する。あとにパックだけが残り、後口上をして幕が下りる。

プログラムとキャスト

<スタッフ・キャスト>

 

指揮:Simone Young

 

オベロン:Lawrence Zazzo

ティターニア:Erin Morley

パック:Théo Touvet

テセウス:Peter Kellner

ヒッポリュテー: Szilvia Vörös

ライサンダー:Josh Lovell

ディミートリアス:Rafael Fingerlos

ハーミア:Rachel Frenkel

ヘレナ:Olga Bezsmertna

ニック・ボトム:Peter Rose

フラーンシス・フルート:Benjamin Hulett

 

演出:Irina Brook

舞台装置:Noëlle Ginefri-Corbel

衣装:Magali Castellan

照明:Jean Kalman

振付:Martin Buczko

演出助手:Sophie Petit

舞台装置助手:Loriana Casagrande / Petra Schnakenberg

衣装助手:Irène Bernaud

ウィーン国立歌劇場

 

EUROPERA Ticketではウィーン国立歌劇場のチケットのご予約を承ります。

ご予約いただいたチケットは劇場、又はオペラ座すぐ隣に我々のオフィスでお受け取り頂けます。

又、ウィーンで開催されるクラシックコンサートは勿論、ご希望であればオペラ座近くのホテルやレストランのご予約も可能です。

連絡先

住所:Operring 4, A-1010, Wien

電話:+43 19688622

メール  : office@vienna-concert.com 

 

 

公共交通機関

地下鉄: U1、U2 、 U4
トラム: 1 、 2、D 、62 
バス: 59A
停車駅:カールスプラッツ/オペラ Karlsplatz/Oper
タクシースタンドが近くにあります。又、公演終了時にはタクシーが劇場前に待機しています。ホテルまでのお帰りがご心配な方にはタクシーのご利用をお勧めします。



歴史


ウィーン国立歌劇場はウィーン造形アカデミーの建築家アウグスト・シカート・フォン・ジッカルツブルクとエドゥアルト・ファン・デア・ニルが共作で設計し、1869年5月25日、当時の皇帝フランツ·ヨーゼフと皇后エリザベートの存在下で、モーツァルトの「ドン・ジョバンニ」により盛大にこけら落としが行われました。

 

フランツ·フォン·ディンゲルシュテット(劇場支配人・詩人)、ヨハン・ヘルベック(指揮者・作曲家)、フランツ・ヤウナー(演出家・劇場支配人)、ヴィルヘルム・ヤーン(指揮者)などの芸術的影響を受け、オペラ座の人気は益々高まっていきました。1897年に総監督となったグスタフ・マーラーは、古い上演システムを改新し、新しい舞台芸術を取り入れ、新世代歌手を積極的に起用するなどの第一次改革を行い、その後後継者たちにも引き継がれていきました。

又、マーラーはそれまでオペレッタを上演しなかったオペラ座にヨハン・シュトラウスの「こうもり」を正式なレパートリーとしました。

 

20世紀になると、総監督のリヒャルト・シュトラウスの「ナクソス島のアリアドネ」(1916年10月4日)や「影のない女」(1919年10月10日)の初演が行われます。

 

第二次世界大戦中、1938年から1945年年間はオペラ座暗い時代を迎えます。ナチスの下で多くの団員が追放・殺害され、様々な作品が上演禁止になりました。

1945年3月12日、連合軍の爆撃により舞台は破壊され、建物は火災に遭います。その後、ウィーン・フォルクスオーパーやアン・デア・テアーターウィーン劇場が仮の拠点となり、1955年11月5日カール・ベームによる「フィディオ」の上演で再開を果たします。

1956年に芸術監督に就任したヘルベルト・フォン・カラヤンはイタリア語やその他の外国語作品もドイツ語による上演を行ってきたそれまでの慣例を破り、原語上演の方針を導入し、これはその後ドイツその他の大劇場にも波及しました。

 

今日ウィーン国立歌劇場は、多大なレパートリーが故世界で最も重要なオペラ座の一つとみなされています。

 

2010年9月1日以来、音楽監督はフランツウェルザー=メスト、音楽総監督はドミニクマイヤー。

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