イゴール・レヴィット

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ウィーンのムジークフェラインで行われるイゴール・レヴィットの忘れられない夜にご参加ください。深い音楽性と技術的な熟練度で称賛されているレヴィットは、ヨハネス・ブラームスの「ピアノのための4つのバラード、作品10」とルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの「交響曲第3番 変ホ長調、作品55(『英雄』)」をフランツ・リストのピアノ版で演奏します。このリサイタルは、2つの古典的な名作を巡る魅力的な旅を約束し、レヴィットの卓越した才能を披露します。時代を超えた場所で最も評価の高いピアニストの一人を体験するこの機会をお見逃しなく。

プログラムとキャスト

イゴール・レヴィット、ピアノ

 

プログラム

ヨハネス・ブラームス

ピアノのための4つのバラード、作品10

 

– 休憩 –

 

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン

交響曲第3番 変ホ長調、作品55(「英雄」);フランツ・リストによるピアノ版

 

2025年10月17日

出演者
イゴール・レビット、ピアノ

 

プログラム
モーリス・ラヴェル
カディッシュ;アレクサンドル・シロティによるピアノ独奏用編曲

ドミートリイ・ショスタコーヴィチ
ピアノソナタ第2番 嬰ヘ短調 作品61

– 休憩 –

フランツ・シューベルト / フランツ・リスト
石化;『冬の旅』より、D. 911

リンデンツリー;『冬の旅』より、D. 911

戦士の予感;『白鳥の歌』より、D. 957

乾いた花;『水車小屋の娘』より、D. 795

水車小屋と小川;『水車小屋の娘』より、D. 795

死者の日のリタニー、D. 343

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
ピアノソナタ第32番 ハ短調 作品111

終了予定時刻:約21:30

 

2025年10月19日

通訳者
ギュンター・グロイスベック(ベース)
イゴール・レヴィット、ピアノ

プログラム
モーリス・ラヴェル
カディッシュ

ドミトリ・ショスタコーヴィチ
ミケランジェロ・ブオナロッティの詩による組曲、作品9 145


- 壊す -

フランツ・リスト
低声とピアノのためのペトラルカの3つのソネッティ(R. 578/S. 270)

グスタフ・マーラー
旅人の歌

終了予定時刻午後9時30分

 

2025年10月21日

出演者:

イゴール・レビット、ピアノ

ヤメン・サアディ、ヴァイオリン

ジュリア・ハーゲン、チェロ

 

プログラム

ドミトリ・ショスタコーヴィチ

ピアノ、ヴァイオリン、チェロのためのトリオ第2番 ホ短調 Op.67

– 休憩 –

セルゲイ・ラフマニノフ

エレジアック・トリオ第2番 ロ短調 Op.9

終了予定時刻 21:30頃

 

ウィーン楽友協会

ウィーン楽友協会(ドイツ語:Wiener Musikverein(ヴィーナー・ムジークフェライン))は1812年設立されたオーストリア・ウィーンにあるクラシック音楽関係者による団体およびその本部の建物。日本では「楽友協会」と呼ばれることが多い。
大ホールは1870年に建設された。通称「黄金のホール」と呼ばれ、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地として知られる演奏会場である他、同じ建物に資料室や出版社、ベーゼンドルファー(ピアノメーカー)などが同居している。
協会の19世紀のメンバーには大作曲家ヨハネス・ブラームスなども名を連ねている。特にブラームスは協会主宰のコンサートで指揮を振り、小ホールで自身のピアノ作品の初演を行なっている。このため1937年に彼の功績を称え、小ホールが「ブラームス・ザール」と名づけられた。現在のメンバーにはロリン・マゼール、アルフレッド・ブレンデルなど。
 

楽友協会大ホール

 

「期待が如何に大きかろうとも、ひとたび足を踏み入れれば誰でも、目を奪うホールの美しさ、絢爛豪華な細部の装飾に圧倒される。」これはムジークフェラインのオープニングを報じた新聞の一節で る。落成を記念する最初のコンサートが催されたのは1870年1月6日のことで った。

実際、当時の人々が受けた印象は圧倒的なもので ったに違いない。音楽評論の法皇とも言うべきエドワルト・ハンスリックにとっても、大ホールの与える印象は強烈で、苛立った彼は「コンサートホールとしては絢爛豪華過ぎるのではないか」と問い掛けているほどで る。”至る所から黄金と色彩が沸き上がってくる…”この華麗な内装は、その豪華さに恐れをなした禁欲主義者ハンスリックが推定するように、音楽への集中を妨げるもので ろうか。それとも、今日に至るまで多くの音楽ファンが感じているように、全く反対の効果、即ち音楽への集中を助けるもので ろうか。

 

 

 

 

 

ブラームスホール

 

「誇張せず簡潔に表現すれば、これは我々が地球上で知る限り、最も美しく、最も豪華で、最も晴れがましい室内楽ホールであ る」――1993年10月、巨額を投じて修復されたブラームス・ホールが再び市民のまえに姿を現わしたとき、ウィーンのあ る日刊紙はこう評している。

大 ホールと異なり、ブラームス・ホールは歳月とともに大きく様相を変えてきた。如何なる経過で、いつごろからブラームス・ホールが1993年以前のやや寂れ た状態になったかは不明のままであ った。唯一確かだったのは、かつてのホールが全く異なる外観だったに違いないという事実だけであ る。「楽友協会新建築の工事と落成に寄せて」という記録文書の中で、当時まだ小ホールと呼ばれていたブラームス・ホールは「小さな宝石あ 」と称えられている。「愛すべき小ホールは大ホールと著しい対照を示している。その落ち着いた雰囲気とシンプルな品位は、正に特筆に価する…」

 

 

 

グラス・ホール/マグナ・オーディトリウム

 

コンサートから豪華な祝宴まで。グラス・ホール/マグナ・オーディトリウムは、4つのホールのうち最大であ るばかり でなく、最もレパートリーの広い催し物会場です。

ステージは移動式のため、極めて短時間のうちに、コンサートホールが会議センターに、映画館が舞踏会場に早変わ り。普通のステージをファッションショーの突き出し舞台に変えるもの簡単です。また大型の映像プロジェクターは、 半ば演出されたプログラムに最適です。

グラス・ホール/マグナ・オーディトリウムは、ウィーンの建築家ウィルヘルム・ホルツバウアーによって設計されまし た。高さ8mで、ギャラリーを含め380人分の席があ ります。

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