ウィーン・セルビアン・ボール – ホーリーサヴァ・ボール

ウィーンのドナウの青で踊るセルビア・カドリーユ

夜の深紅の魔法が雪に輝き、銀色の月光は冷たく滑らかで、星々は異常な興奮で輝いていた。黒く濡れた木々は光に目覚め、横に揺れ、真珠のような指を振った。「何が起こっているの？」と枝が眠そうにそっとささやく。水を愛し、歌を好み、夜にコバルトブルーに染まったウィーンは、またひとつの舞踏会の始まりを迎える準備が整っていた。しかし今回はスラヴ風の舞踏会である。

ウィーンのセルビア共同体にとって最も権威あるイベントであり、19世紀から続く舞踏会の伝統の継承でもある。

ウィーンの舞踏会の歴史は17世紀に遡り、ウィーン市と密接に結びついている。毎年11月から2月にかけてオーストリアの首都で約450の舞踏会が開催されており、セント・サヴァ舞踏会は1998年からこの伝統の一部となっている。特別な点はセルビア文化とオーストリア文化の融合にある。セント・サヴァ舞踏会では、ゲストはワルツだけでなく、セルビアのバイオリンやトランペットの音色に合わせて踊ることができる。2023年2月10日に開催される次回のセント・サヴァ舞踏会では、ゲストは複数の特別な要素を楽しむことができ、最も重要なのは会場である。今回初めてウィーン・ホーフブルク宮殿で開催される。

セント・サヴァ舞踏会プログラム

19:00 – ゲスト到着（ヘルデンプラッツ入口）音楽付き

舞踏会場プログラム

21:00 – 舞踏会公式開会
22:00 – 「Alles Walzer」
22:30 – 音楽プログラム
00:00 – 「セルビア・カドリーユ」＆コロ – 公開カドリーユ：全ゲスト参加可
00:40 – ドブリッチ家へのチャリティ小切手贈呈
01:00 – 真夜中のパフォーマンス
02:00 – 音楽プログラム
02:45 – 最終コロ – 公開コロ：全ゲスト参加可
03:00 – 舞踏会プログラム終了

その他のホールプログラム

20:30 – フォーラム
21:30 – アガペホール
21:45 – 式典ホール
22:00 – ナイトホール
22:00 – ホーフブルクサロン（カンパリバー）
03:00 – 舞踏会終了

ドレスコード

舞踏会は、踊りや音楽、特別な雰囲気、食事や飲み物だけでなく、適切な服装も含めた総合的な体験である。セント・サヴァ舞踏会は、ゲストにとって特別で、忘れられない異世界への逃避を提供するものである。そのため、すべてのゲストがドレスコードを遵守することが不可欠である。

女性：床までのイブニングドレス（短いスカート・ドレス、カクテルドレス、パンツスーツ、伝統衣装は禁止；スリット可）
男性：燕尾服、タキシード、正装ユニフォーム、ダークスーツと蝶ネクタイ（ネクタイ禁止、伝統衣装禁止）

ドレスコードを守らない場合、チケットが有効でも入場は拒否される。違反によるチケットや座席予約の返金は不可。

プログラムとキャスト