マリア・テレジア ザ・ミュージカル

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2025年 世界初演

来たるシーズンのもう一つのハイライトをご紹介します。2025年10月、音楽監督クリスチャン・ストラペックとそのクリエイティブチームが、VBWの全く新しいプロダクションをロナッハー劇場で上演します。その名も マリア・テレジア – ザ・ミュージカル。この壮大な作品は、18世紀の最も影響力のある君主の一人であるマリア・テレジアの魅力的な物語と遺産を描きます。それは、権力、情熱、そして歴史的な変革の生き生きとした肖像画です。

 

壮大なドラマ:力強い音楽とスリリングなストーリー
豪華なミュージカルは、荘厳なドラマと現代的なサウンド、躍動感あふれるビート、力強い歌詞を融合させています。時代を超えた物語が現代的なプロダクションと融合し、エネルギーと驚きに満ちた刺激的な舞台体験を作り出します。この壮大な作品を通じて、私たちは強烈なメッセージを発信し、伝説的な支配者に敬意を表するモニュメントを創り上げます。若々しく、ダイナミックで、唯一無二の存在です。

 

陰謀、戦争、権力ゲーム:ハプスブルク君主国初の女性皇帝
男性中心の世界で、影に留まることを拒む若い女性が現れます。幼い頃から政治的な出来事に情熱を持ち、多くの点で時代を先取りしていたマリア・テレジアは、家父長的な皇室に挑み、驚異的な力と壮大なビジョンを発揮しました。彼女はあらゆる逆境に立ち向かい、最終的には国家の頂点に立つ最初の女性となりました。揺るぎない勇気で、国を激動の時代へと導きました。

 

皇帝、戦略家、母親
16人の子供たちの母として、マリア・テレジアは家族のケアと政治的洞察力、戦略的なビジョンを見事に組み合わせました。彼女は時代の課題に揺るぎない勇気で立ち向かい、プロイセンのフリードリヒ大王に対峙し、宮廷の陰謀にも負けませんでした。戦争がヨーロッパを揺るがす中、彼女は行政と軍事を近代化し、教育と社会政策を革新し、危機の中でも揺るがない存在でした。それは、真のパイオニアであり、先見の明を持った人物でした。

 

マリア・テレジアの感動的な人生がミュージカルに
マリア・テレジア – 政治的な象徴であり、改革者。その影響力は現在もヨーロッパを形作り続けています。彼女の画期的な業績はオーストリアを超えて広がり、歴史に永続的な影響を残しました。ルールを覆し、世界を変えた女性の魅力的な人生が、この秋ロナッハー劇場でエキサイティングなミュージカルとして登場します!

プログラムとキャスト

音楽、オーケストレーション、編曲: ディーター・ファルク
音楽: ポール・ファルク
作詞: ジョナサン・ツェルター
脚本: トーマス・カーリー
クリエイティブ開発: クリスチャン・ストラペック

演出: アレックス・バルガ
振付: ジョナサン・ウオール
舞台および映像デザイン: モーガン・ラージ
衣装デザイン: アレクサンドラ・キツァ
照明デザイン: ベン・クラックネル
音響デザイン: カーステン・キュメル

フォライニヒテ・ビューン・ヴィーン管弦楽団は、カーステン・パープの音楽監督のもと、大規模なアンサンブルで演奏します。

ローナッハー劇場

ローナッハー劇場は1872年に「ウィーン市立劇場」として設立されました。当時は宮廷劇場の代わりに一般市民の為の劇場となるはずでしたが、設立から数年後火災に遭ってしまいます。1886年にアントン・ローナッハーは火災による廃墟を建て直し、1930年代まではレビューやキャバレー、バラエティショーなどを上演してきました。

芸術家たちは手品やアクロバットなど様々な芸で舞台を華やかにしましたが、中でもジョセフィン・ベーカーは1932年ローナッハー劇場に名誉を与えました。

戦後、劇場は本来の雰囲気を取り戻し、爆撃を受けたブルク劇場の代わりとなりました。1960年にはORFがスタジオ兼舞台として引き受けましたが不安定な状況が何年も続きました。

1987年にVBW(ウィーン劇場協会)は当時大成功を納めいていたミュージカル「キャット」の上演をローナッハーに移し、劇場を再び甦らせました。

その後幾度かの改装を経て、今日ローナッハーはミュージカルの魅力的な大舞台及び最新の技術を誇る劇場です。

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