IKGウィーンのニューイヤーコンサート
OCT 2024 | ||||||
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2022年9月からウィーンイスラエル文化協会が企画してきたユダヤ人の新年コンサートが大成功を収めたことを受け、IKG.KULTURは今年もユダヤ人の新年であるロシュ・ハシャナの機会にトップクラスのクラシックコンサートを開催する。
世界中のユダヤ人だけでなく、ここウィーンのユダヤ人にとっても憂鬱な一年を経て、若いイスラエルの指揮者ケレン・カガリツキーは、心と魂の避難所となるプログラムを作成しました。オーストリアとイスラエルの音楽は、憧れ、希望、故郷の感覚を伝えます。ケレン・カガリツキー、ソプラノ歌手ヒラ・ファヒマ、ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団が、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトやドロール・ビンダーの作品、ウィーン音楽、イスラエルの歌曲を披露します。憧れ、故郷、そして希望の感情を運ぶ音楽。
ドロール・バインダーによる作品「ヌマ・エメック」の初演:2023年10月7日を記念して作られた作品「ヌマ・エメック」(2024年、UA)の世界初演が今夜上演されます。
プログラムとキャスト
ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団
ヒラ・ファヒマ、ソプラノ
ケレン・カガルリツキー、指揮者、指導
プログラム
ジャック・イベール
モーツァルトへのオマージュ
ドロール・ビンダー
ヌマ・エメク(世界初演)
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
Deh vieni non tardar(『フィガロの結婚』のスザンナのアリア K 492)(1785–1786)
Ach, ich liebte, war so glücklich!(『セリオの誘拐』のコンスタンツェのアリア K 384)(1781–1782)
ヨハン・シュトラウス II
Mein Herr Marquis(『こうもり』のアデーレのラフ・クーペット)(1874)
ヤアコブ・オーランド & モルデハイ・ザイラ
夜があった
二輪のバラ
ナオミ・シェメル
金色のエルサレム
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
交響曲 D大調 K 385「ハフナー交響曲」(1782)
ウィーン・コンツェルトハウス
ウィーン・コンツェルトハウスはウィーン国立歌劇場、ウィーン楽友協会に並ぶ、世界でも屈指のコンサートホールです。毎年9月から6月までのシーズン中の来場客数は60万人を超え、2500もの作品を含む、約750もの様々なイベントが開催されます。
19世紀末、人々が「未来のコンサートホール」を夢に見た際、それは伝統色の強いウィーン楽友協会とは異なり、多種・多様なイベント開催が可能でより広い趣味・趣向の人々が楽しめるものでした。実際に建築家のルードビッヒ・バウマンの最初の考案は「コンサート、スケートショー、自転車ショーが同時に開催でき、4万人もの聴衆を収容できるホール」といったものでした。さすがに実現はできませんでしたが、このアイデアは常に建設計画の根本にあり、後に当時の有名な劇場建築家フェルディナンド・フェルナー、ヘルマン・ゴットリープ・ヘルマーと共に1911年に建築が始まり1913年に完成した建物は、大ホール、モーツァルトホール、シューベルト・ホールではそれぞれ別々のコンサートを、他のホールに支障を施すことなく開催する事ができます。
1913年10月19日に当時の皇帝フランツ・ヨーゼフ1世臨席の下、柿落としが行われます。このコンサートの為にリヒャルト・シュトラウスは5管編成の「祝典前奏曲」を作曲し、初演しました。このコンサートの後半はベートーベン第九へと続きますが、このプログラムの組み合わせは「新しい芸術と伝統的な作品の融合」という、コンツェルトハウスのその後今日まで至るアイデンティティーの基礎を確立しました。
尚、現在ではウィーン交響楽団、ウィーン室内管弦楽団などのフランチャイズホールになっています。
ウィーン·コンツェルトハウスへのアクセス
公共交通機関:
地下鉄:U4 シュタットパーク(Stadtpark)より徒歩3分
地下鉄:U4/U1カールスプラッツ駅から徒歩10分
トラム:D/2/71 シュバルツェンベルガープラッツ(Scwarzenbergerplatz)より徒歩3分
タクシー:
最寄りのタクシースタンドはホテルインターコンチネンタル(地下鉄4シュタットパーク駅出てすぐ)内、又はホイマルクト通りのホテルアムコンツェルトハウス(コンツェルトハウル正面入り口の反対側)内。
大ホール
600以上の小部屋に囲まれた、コンツェルトハウスの心臓部。大スペースでありながら古典バランス感覚も組み込まれて設計されている。そのステージは、長年に渡って多くの忘れられないコンサートのが繰り広げられて来ました。ここは、演奏者、聴衆、空間を乗り越えた独特な音が完成される空間です。
世界的に有名なオーケストラ、名ソリスト、大指揮者、伝説ジャズ·ミュージシャン、様々なジャンルの音楽家にとって1800人以上収容できる大ホールは間違いなく理想郷であると言えます。
大改装後の1999年より、大ホールは更なる輝きを放っています。技術が向上し、より快適になりながらもホール内の伝統的な優雅な雰囲気は損なわれずにいます。大ホールがかもし出す独特の雰囲気により、様々なジャンルの音楽家の幅広い活動が可能です。
モーツァルトザール
オープンで気品のあるモーツァルトホール。その比類のない輝きにより、国際音楽舞台の宝石とも言える美しさを誇ります。
座席数700席余りの為、適度に集中し、リラックスして聴けるホールであり、室内楽、リサイタル、小オーケストラなどの公演に適しています。
その美しい音響は世界的に高い評価を得、名高いアンサンブルや名ソリスト達はこのホールを録音会場としても使用しています。
その為、大改装の際には、コェルトハウス内の他の全てのホール同様、モーツァルトホールにも直接レコーディングスタジオ、技術、制御室が隣接されました。
シューベルトザール
シューベルトザールはエレガントで祝祭的な雰囲気をかもし出し、サロン会場に最適です。
座席数320、室内楽コンサートはもちろん、パーティーやレセプション、ディナー、食事付き講演など幅広く使用されています。ランチタイムコンサートシリーズは常に人気です。
多くの若手音楽家がこのシューベルトザールでキャリアの第一歩としてのコンサートを行います。
座席数:320
リアム:240㎡
表彰台:50㎡