La morte d’Orfeo

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PreviousJUL 2026

 

イタリア語上演(ドイツ語字幕付き)
開演30分前に作品解説あり

五幕の牧歌的悲喜劇
アンジェロ・ポリツィアーノ原作の台本による

 

クラウディオ・モンテヴェルディの《オルフェオ》が終わるところから、ステファノ・ランディの《ラ・モルテ・ディ・オルフェオ》が始まります。天才的な歌手オルフェオは、冥界から妻エウリディーチェを救い出そうとしましたが、失敗に終わりました。彼はすべての世俗的な喜びを捨て、絶望の中に身を置くことを決意します。これを知った酒の神は、ためらうことなくオルフェオを殺してしまいます。だが、これは新たなドラマの始まりです——少なくとも神々とミューズたちにとっては。死んだ英雄は栄光のうちにオリュンポスへ昇るべきか、それともハーデースでエウリディーチェと再会すべきか?1619年にローマで初演された《ラ・モルテ・ディ・オルフェオ》は、精巧なマドリガーレ合唱を取り入れるなどモンテヴェルディの影響を強く受けながらも、悲劇と喜劇を完全に対等に描くランディ独自のスリリングな音楽劇の世界を魅せてくれます。

 

あらすじ
オルフェオは妻エウリディーチェを冥界から救い出すことに失敗し、酒と女性の愛を拒絶します。これが酒の神バッカスの怒りを買い、彼は女信者たち、マイナスたちにオルフェオを殺すよう命じます。激昂したマイナスたちはオルフェオを引き裂きます。神々は死んだオルフェオをオリュンポスに迎え入れようとしますが、オルフェオは冥界でエウリディーチェと再会することを望みます。しかし、神メルクリウスが、エウリディーチェがレーテの水を飲んで夫の記憶を失っていることを示すと、オルフェオはついにオリュンポスへの昇天を受け入れます。

 

プログラムとキャスト

指揮者: ステファン・フュジェ
オルフェオ: フアン・サンチョ
メルクリウス / バッカス: ポール・フィギエ
第三のエウレット / カリオペ: エヴァ・ザイシク
アウローラ / リンカストロ: アナイス・イヴォズ
第二のエウレット / フォスフォロ: フロリアン・ハスラー
第一のエウレット / エウリディーチェ: ハスナー・ベンナニ
テティ / ニサ: クレア・ルフィリアトル
運命 / フィレノ: ヴラド・クロスマン
怒り / カロン: アレッサンドロ・ラヴァジオ
エブロ / ジュピター: アレクサンドル・アドラ
イレノ / アポローネ: マルコ・アンジョローニ

Les Épopées

アンデアウィーン劇場

アン・デア・ウィーン劇場はヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのオペラ「魔笛」の台本で成功した脚本家エマヌエル・シカネーダが、1791年に皇帝の許可を受け、建築家フランツ・イェーガーによる帝政様式の設計をもとに1798年より建設を開始、1801年に落成しました。

モーツァルトの生誕250周年にあたる2006年、劇場は「新しいオペラハウス」を名乗り、ウィーン国立歌劇場およびフォルクスオーパーの次いで3番目の歌劇場となりました。総監督に就任したローラント・ガイヤーは他2館のような日替わりで違った演目を用意するレパートリーシステムではなく、同じ演目を一定期間に渡って上演するスタジオーネシステムを採用し、モーツァルト作品やウィーン古典の他、バロックオペラや現代オペラを主な柱に据えています。オペラ公演のオーケストラはウィーン交響楽団、ウィーン放送交響楽団およびウィーン・コンツェントゥス・ムジクスが務めています。

 

アンデアウィーン劇場アクセス方法

公共交通機関:

 

地下鉄;U1、U2、U4 カールスプラッツ(Karlsplatz)
バス;59A Bärenmühldurchgang
           57A    Laimgrubengasse 、Linke Wienzeile




 

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