夜10時、体育館のダンスパーティーでジェッツとシャークスが踊っている。グラッド・ハンドとクラプキが現れ、2つのグループを一緒に踊らせようとするが失敗し、マンボのリズムに乗ったダンス合戦になる。その渦の中に現れたトニーはマリアと出会い、2人は瞬く間に恋に陥る。唇を交わそうとしたところにベルナルドが妹に近付くなと現れ、チノにマリアを連れて帰るよう命じる。帰っていくマリアにチノが「さあ、マリア」と声をかけたのを聞き、トニーは彼女の名を知る。トニーに迫ろうとするベルナルドにリフが割り込み、一時休戦とドラッグストアでの話し合いを約束する(“The Dance at the Gym”「体育館でのダンス」)。トニーは一人夢見心地で、マリアの名を幾度も口にして称える(“Maria”「マリア」)。
翌日午後5時半、ブライダルショップでは、マリアがアニタを先に帰そうとしているとトニーが現れる。アニタが去った後、マリアはトニーに素手であろうと争うのはよくないと決闘の場へ行ってやめさせるよう約束させる。それから2人は結婚式の真似事をしてお互いの愛を再確認する(“One Hand, One Heart”「ひとつの心」)。
そこに決闘から逃げてきたチノが現れ、決闘の経緯を語り始める。ベルナルドについて話そうとするチノを遮ってマリアがトニーの安否を尋ねるとチノは凍りつき、そして「やつが君の兄さんを殺した」と伝える。マリアは嘘だと叫びながら自室にこもり、チノは家具の後に隠されたベルナルドの銃を懐にしまい部屋を去る。マリアが自室の処女マリア像に祈りを捧げているとトニーが現れる。マリアは人殺しと罵り叩くが、トニーが言い訳の中で警察に行くと口にすると、それをとめる。トニーがどこか遠くへ連れて行くよ、どこかに僕たちの居場所があるはずさと歌うと、皆が仲良く暮らす夢の世界が現れて2人を包む。オフステージの女声が皆が仲良く暮らせる世界がどこかにある、そこへ行こうと歌う(“Somewhere” 「どこかへ」)。しかし美しい世界が崩れ始め、ベルナルドとリフが現れ、恋人たちは引き裂かれる。2人は現実世界に引き戻され、不安を追い払うように「私の手をとって、もうすぐそこ」と歌の最後の節を繰り返す(“Procession and Nightmare” 「行列と悪夢」)。
11時半、マリアの寝室のベッドでは恋人たちが寝ている。アニタが現れ、トニーはドックの店で会うことを約束して窓から逃げる。トニーがいたことに気付いたアニタは、自分の恋人でありマリアの兄であるベルナルドを殺したトニーのような男など忘れろとマリアに言うが(“A Boy Like That” 「あんな男」)、結局はマリアのトニーに対する愛情の強さに2人の関係を認め、チノがトニーを探していることを教える(“I Have Love” 「私は愛している」)。シュランクがマリアの事情聴取に訪れ、アニタはマリアの頼みを受け入れ彼女が遅れることを伝えるために渋々ながらドラッグストアへ向かう。