ズーター、ピーターズ & シュテルマン

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SEP 2025

 

2025年4月23日、マーティン・シュターターの新しい小説『Anger and Love』(ディオゲネス出版社)が出版されます – 感情的依存、道徳的な限界、そして自分の人生を取り戻すという欲求に関する微妙で精密に構成された作品です。その後のプレミアツアーは、ドイツ語圏の小説家としての大御所にとって二重のプレミアを意味します。初めて彼は選ばれたアンサンブルと共に舞台に立ち、このツアーのために劇作家ヨアヒム・ルックスによって特別に開発された彼の作品のバージョンを上演します。このスイス、オーストリア、ドイツを巡る旅の中で、観客はマーティン・シュターターを新しい、多声音の形で出会うことになるでしょう – 文学、対話、そして演劇的な内容を通じて凝縮された形で。

その夜によっては、著者は劇場や文化界からの著名な人物たちと一緒に登場します:カロリーヌ・ピーターズ、受賞歴のある映画・舞台俳優(ウィーン・ブルク劇場での『Mord mit Aussicht』など)、そしてカティア・リーマン、数々の映画やテレビの制作で知られる俳優(『Fack ju Göhte』、『Der bewegte Mann』、『Die Apothekerin』) – 彼女たちも成功した作家として知られており、マーティン・シュターターと共に小説の朗読を交代で行います。夜の後半では、ベティーナ・ルスト、リンダ・ゼルヴァキス、ノラ・ズッカー、ディルク・シュテルマンなどの著名なジャーナリストや司会者がモデレーションを行い、オーストリアの著名な文化的メディエーターであるシュテルマン(『Willkommen Österreich』)も登場します。

『Anger and Love』は、30代前半のアーティスト、ノアの物語です。彼のガールフレンド、カミラが実用的な理由で彼と別れます。二人の給料はぎりぎり二人分しかなく、彼らの夢はもっと大きなものを求めています。ノアは彼女を取り戻すことを決意します。ある高齢女性が彼に疑わしいが有望な方法でお金を得る道を示唆します。彼は道徳的な信念と愛の概念を試す決断を下さなければなりません。

『Melody』の大ヒット(40万部以上の販売)後、マーティン・シュターターは『Anger & Love』で創造性の頂点に達しました – 文学的に精密で、現代的でありながら時代を超越した作品です。この舞台での朗読とその後のディスカッションは、彼の作品を紹介するだけでなく、著者、アンサンブル、そして観客との出会いへの招待でもあります。文学的、感覚的、そしてあらゆる点で特別な、稀有な強度の夜となることでしょう。

 

プログラムとキャスト

マーティン・シュターター、朗読
カロリーヌ・ピーターズ、朗読
ディルク・シュテルマン、朗読

ウィーン・コンツェルトハウス

ウィーン・コンツェルトハウスはウィーン国立歌劇場、ウィーン楽友協会に並ぶ、世界でも屈指のコンサートホールです。毎年9月から6月までのシーズン中の来場客数は60万人を超え、2500もの作品を含む、約750もの様々なイベントが開催されます。

19世紀末、人々が「未来のコンサートホール」を夢に見た際、それは伝統色の強いウィーン楽友協会とは異なり、多種・多様なイベント開催が可能でより広い趣味・趣向の人々が楽しめるものでした。実際に建築家のルードビッヒ・バウマンの最初の考案は「コンサート、スケートショー、自転車ショーが同時に開催でき、4万人もの聴衆を収容できるホール」といったものでした。さすがに実現はできませんでしたが、このアイデアは常に建設計画の根本にあり、後に当時の有名な劇場建築家フェルディナンド・フェルナー、ヘルマン・ゴットリープ・ヘルマーと共に1911年に建築が始まり1913年に完成した建物は、大ホール、モーツァルトホール、シューベルト・ホールではそれぞれ別々のコンサートを、他のホールに支障を施すことなく開催する事ができます。

1913年10月19日に当時の皇帝フランツ・ヨーゼフ1世臨席の下、柿落としが行われます。このコンサートの為にリヒャルト・シュトラウスは5管編成の「祝典前奏曲」を作曲し、初演しました。このコンサートの後半はベートーベン第九へと続きますが、このプログラムの組み合わせは「新しい芸術と伝統的な作品の融合」という、コンツェルトハウスのその後今日まで至るアイデンティティーの基礎を確立しました。

尚、現在ではウィーン交響楽団、ウィーン室内管弦楽団などのフランチャイズホールになっています。

 

ウィーン·コンツェルトハウスへのアクセス

公共交通機関: 

地下鉄:U4 シュタットパーク(Stadtpark)より徒歩3分

地下鉄:U4/U1カールスプラッツ駅から徒歩10分

トラム:D/2/71 シュバルツェンベルガープラッツ(Scwarzenbergerplatz)より徒歩3分

タクシー: 
最寄りのタクシースタンドはホテルインターコンチネンタル(地下鉄4シュタットパーク駅出てすぐ)内、又はホイマルクト通りのホテルアムコンツェルトハウス(コンツェルトハウル正面入り口の反対側)内。

 

大ホール

 

600以上の小部屋に囲まれた、コンツェルトハウスの心臓部。大スペースでありながら古典バランス感覚も組み込まれて設計されている。そのステージは、長年に渡って多くの忘れられないコンサートのが繰り広げられて来ました。ここは、演奏者、聴衆、空間を乗り越えた独特な音が完成される空間です。 

世界的に有名なオーケストラ、名ソリスト、大指揮者、伝説ジャズ·ミュージシャン、様々なジャンルの音楽家にとって1800人以上収容できる大ホールは間違いなく理想郷であると言えます。

大改装後の1999年より、大ホールは更なる輝きを放っています。技術が向上し、より快適になりながらもホール内の伝統的な優雅な雰囲気は損なわれずにいます。大ホールがかもし出す独特の雰囲気により、様々なジャンルの音楽家の幅広い活動が可能です。

 

 

モーツァルトザール

 

オープンで気品のあるモーツァルトホール。その比類のない輝きにより、国際音楽舞台の宝石とも言える美しさを誇ります。

座席数700席余りの為、適度に集中し、リラックスして聴けるホールであり、室内楽、リサイタル、小オーケストラなどの公演に適しています。

その美しい音響は世界的に高い評価を得、名高いアンサンブルや名ソリスト達はこのホールを録音会場としても使用しています。

その為、大改装の際には、コェルトハウス内の他の全てのホール同様、モーツァルトホールにも直接レコーディングスタジオ、技術、制御室が隣接されました。

 

 

 

 

シューベルトザール

 

シューベルトザールはエレガントで祝祭的な雰囲気をかもし出し、サロン会場に最適です。

座席数320、室内楽コンサートはもちろん、パーティーやレセプション、ディナー、食事付き講演など幅広く使用されています。ランチタイムコンサートシリーズは常に人気です。

多くの若手音楽家がこのシューベルトザールでキャリアの第一歩としてのコンサートを行います。



座席数:320
リアム:240㎡
表彰台:50㎡

 

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