ヨハネス・ブラームス:レクイエム

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MAY 2026

 

ウィーンのシュテファン大聖堂で、ヨハネス・ブラームスの名作《ドイツ・レクイエム》をお聴きください。本作は葬送音楽としてではなく、「悲しみを担う人々」を慰めるために作曲された壮大な作品です。

題名からは死者のための音楽を想像させますが、《ドイツ・レクイエム》は厳密には典礼用の死者ミサではありません。中心にあるのは故人の永遠の安息ではなく、遺された人々への慰めです。母を亡くしたばかりであったブラームス自身の思いが、選ばれた聖書の言葉を通して色濃く反映されています。

 

「バッハの《ロ短調ミサ曲》やベートーヴェンの《ミサ・ソレムニス》以来、このジャンルでブラームスの《ドイツ・レクイエム》に比肩する作品はない」と音楽評論家エドゥアルト・ハンスリックは高く評価しました。本作はブラームスの名声を決定づけ、彼の最も愛される作品となりました。

 

アロイス・グラスナーは、mdwシンフォニエッタおよび室内合唱団、さらにワイマールのフランツ・リスト音楽大学室内合唱団を巧みに指揮します。レパートリーは幅広く、通常はア・カペラ・プログラムや、ヘンデルの《メサイア》のような合唱付き管弦楽作品を学期中に上演しています。

プログラムとキャスト

J. ブラームス:《ドイツ・レクイエム》聖書の言葉による 作品45

上演時間:90分(休憩なし)

シュテファン大聖堂

シュテファン大聖堂(独Stephansdom)はオーストリアの首都ウィーンにあるゴシック様式の大聖堂。シュテファン寺院とも呼ば、ウィーンのシンボルでかつ観光名所のひとつである。この聖堂を含むリングと呼ばれるウィーン歴史地区は2001年にユネスコの世界遺産に登録された。ハプスブルク家の歴代君主の墓所であるほか、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトとコンスタンツェ・ウェーバーの結婚式が行われ、また葬儀が行われた聖堂としても知られている。

オーストリア公ルドルフ4世の命によって建造されたこの聖堂は、1359年に65年がかりで南塔が完成。137メートルの高さを持ち、教会の塔としてはウルム大聖堂(161メートル)、ケルン大聖堂(157メートル)についで世界で3番目の高さがある。

外観はゴシック様式で、内部の祭壇はバロック様式である。12世紀から建造が始まったこの聖堂で最古のものは13世紀の後期ロマネスク正面入口の門である。第二次世界大戦では直接の爆撃は受けることはなかったが、延焼により南塔にあったプムメリンという大きな鐘が落下するなど大きなダメージを受け、戦後寄付などにより再建修復が行われている。

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