ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト. レクイエム

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OCT 2025 Next

 

W.A.モーツァルトの《レクイエム》は、最も優れた感動的なクラシック音楽の一つです。モーツァルトの最後の作品にまつわる神話は、この傑作の魅力をさらに高めています。《レクイエム》には、人々が死に直面したときに抱く強い感情—恐れ、怒り、絶望、悲しみ、希望、慰め—が込められています。

モーツァルトとシュテファン大聖堂の関係は世界的に有名です。モーツァルトはこの大聖堂で妻コンスタンツェと結婚し、二人の子供が洗礼を受けました。彼の死後、一度大聖堂に安置され、その後ウィーンのザンクト・マルクス墓地へと移されました。モーツァルトの名前は大聖堂の死亡記録と「バールライブーフ(死者名簿)」に記されており、コンスタンツェ・ウェーバー(ナンネル)との結婚も記録されています。

また、2025年がアントニオ・サリエリの没後200年、誕生275年の記念年にあたることから、モーツァルトの友人でもあったサリエリの短い作品《音楽の賛美(Das Lob der Musik)》が演奏されます。

ウィーン少年合唱団の現芸術監督エラスムス・バウムガルトナーの指揮のもと、モーツァルトの名作が国際的に著名な歌手によって演奏されます。本公演は「Sing along! 合唱フェスティバル」の一環として開催され、世界中の合唱団が数日間にわたり徹底的にリハーサルを行います。その集大成として、著名なソリストとウィーン大聖堂オーケストラと共に、シュテファン大聖堂で感動的なフィナーレが披露されます。

プログラムとキャスト

出演者
Sing Along! フェスティバル合唱団
ウィーン大聖堂オーケストラ

エラスムス・バウムガルトナー(指揮)

 

プログラムと公演時間
W. A. モーツァルト:《レクイエム》(KV 626)
アントニオ・サリエリ:《音楽の賛美》

60分、休憩なし

 

2025年10月31日

ザルツブルク大聖堂合唱団
グラーツ歌劇場 シングシューレ
オーケストラ1756

クレア・エリザベス・クレイグ(ソプラノ)
モニカ・シュヴァベッガー(アルト)
マーティン・フルニエ(テノール)
ヴォルフガング・バンクル(バス)

ザルツブルク大聖堂楽長 アンドレア・フルニエ(指揮)

W. A. モーツァルト:レクイエム(KV 626)

60分間、休憩なし

 

2025年12月4日

ウィーン大聖堂管弦楽団

その他の出演者は後日発表予定

W. A. モーツァルト:レクイエム(KV 626)– 彼の死の時刻にて

60分間、休憩なし

 
フォトギャラリー

シュテファン大聖堂

シュテファン大聖堂(独Stephansdom)はオーストリアの首都ウィーンにあるゴシック様式の大聖堂。シュテファン寺院とも呼ば、ウィーンのシンボルでかつ観光名所のひとつである。この聖堂を含むリングと呼ばれるウィーン歴史地区は2001年にユネスコの世界遺産に登録された。ハプスブルク家の歴代君主の墓所であるほか、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトとコンスタンツェ・ウェーバーの結婚式が行われ、また葬儀が行われた聖堂としても知られている。

オーストリア公ルドルフ4世の命によって建造されたこの聖堂は、1359年に65年がかりで南塔が完成。137メートルの高さを持ち、教会の塔としてはウルム大聖堂(161メートル)、ケルン大聖堂(157メートル)についで世界で3番目の高さがある。

外観はゴシック様式で、内部の祭壇はバロック様式である。12世紀から建造が始まったこの聖堂で最古のものは13世紀の後期ロマネスク正面入口の門である。第二次世界大戦では直接の爆撃は受けることはなかったが、延焼により南塔にあったプムメリンという大きな鐘が落下するなど大きなダメージを受け、戦後寄付などにより再建修復が行われている。

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