私はヴィンセント 怖くない
DEC 2025 | ||||||
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ドイツ語上演(ドイツ語字幕付き)
12月14日、19日、21日、28日の開演30分前に作品紹介あり
8歳以上の子どもとすべての世代のための1幕のファミリーオペラ
原作:エンネ・クーエンスの同名小説
台本:パウラ・フュンフェック
ウィーン音楽劇場の委嘱による新作初演
ヴィンセントは11歳。自然や野外でのサバイバルについて何でも知っている特別な趣味を持っている。しかし、学校生活という「日常のサバイバル」はそう簡単ではない。クラスメートたちからからかわれ、空想上の友達リス、カブトムシ、子馬、ミミズの助言ももう役に立たない。そんな中、クールな転校生「ジャケット」が現れ、次第に友達になっていく。もしかするとバンドを組むかもしれない。しかし、1週間の学校旅行で事態は思わぬ方向へ。ヴィンセントはついに自分の恐怖と向き合うことになる。
台本作家パウラ・フュンフェックと作曲家ゴードン・カンペは、エンネ・クーエンスの数々の賞に輝く小説『Ich bin Vincent und ich habe keine Angst(ぼくはヴィンセント、もう怖くない)』に基づき、ウィーン音楽劇場のために新たなファミリーオペラを作り上げた。二人は、いじめというテーマを繊細かつユーモラスに描いている。これまでに多くの子ども・若者向けオペラに貢献してきた二人が、今回初めてタッグを組む。演出は、クリスティーネ・ネストリンガーの『フランツの物語』と『新しいフランツの物語』の映画版で注目されたヨハネス・シュミット。
ご支援に感謝いたします:マルティン・シュラフ氏
プログラムとキャスト
指揮:ミヒャエル・バルケ
演出:ヨハネス・シュミット
舞台美術・衣装:タチヤナ・イフシナ
照明:カール・ヴィーデマン
振付:アンナ・ホルター
ドラマトゥルク:クリスティアン・シュレーダー
ヴィンセント:アロイス・ミュールバッハー
ジャケット:ゲオルギナ・フュルステンベルク
ディラン:ヨハネス・バンベルガー
タイヒ夫人:ラヴィニア・ダーメス
リス:マティアス・ホフマン
カブトムシ:タチヤナ・クリャトニコワ
子馬:マラ・グセイノワ
ミミズ:マルティン・ズマー
ウィーン交響楽団
アルノルト・シェーンベルク合唱団(指揮:エルヴィン・オルトナー)
アンデアウィーン劇場
アン・デア・ウィーン劇場はヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのオペラ「魔笛」の台本で成功した脚本家エマヌエル・シカネーダが、1791年に皇帝の許可を受け、建築家フランツ・イェーガーによる帝政様式の設計をもとに1798年より建設を開始、1801年に落成しました。
モーツァルトの生誕250周年にあたる2006年、劇場は「新しいオペラハウス」を名乗り、ウィーン国立歌劇場およびフォルクスオーパーの次いで3番目の歌劇場となりました。総監督に就任したローラント・ガイヤーは他2館のような日替わりで違った演目を用意するレパートリーシステムではなく、同じ演目を一定期間に渡って上演するスタジオーネシステムを採用し、モーツァルト作品やウィーン古典の他、バロックオペラや現代オペラを主な柱に据えています。オペラ公演のオーケストラはウィーン交響楽団、ウィーン放送交響楽団およびウィーン・コンツェントゥス・ムジクスが務めています。
アンデアウィーン劇場アクセス方法
公共交通機関:
地下鉄;U1、U2、U4 カールスプラッツ(Karlsplatz)
バス;59A Bärenmühldurchgang
57A Laimgrubengasse 、Linke Wienzeile